アシナガバチに襲われて・・・

先日、二階の庭の水やりを手伝っていたら えらくひつこくハチが
顔の周りに付きまとう。

追い払い、落ち着いて蜂の行き先をみていると 
鉢植えのラチホリカの幹に巣があった。

直径5センチくらいはある。
いっぱいアシナガバチが群がっていた。

母にも家族にも気をつけるように伝えておいた。


それから豪雨続きもあり、庭に出ることも少なくいつしか
蜂のことは、忘れていた。

昨日も大雨で母は低気圧の精か低血圧で気力がでないとだるそう。

2Fに横になりに行ったのかと思いこんでいた。

その母が、静かな声で「蜂に刺された」と降りてきた。
痛くてたまらないという。

もう私たちはびっくり仰天、パニックりかけた。

雨に濡れないところにある花鉢に水をやっていたら
何か手にとまっていると 良く見たら蜂だったという。
何とか振り払ったけれど・・刺された後で・・
我慢しようと思ったけど痛いから降りてきたって言う。

母の我慢症はこういう時に困る。

以前にも庭でこけて脇腹を打ち、肝嚢胞(かんのうほう)になったことがある。
その時も動けなくなるまで私たちに言わなかったのだ。

我慢しいにもほどがある。

このたびも近くの病院に行こうと言っても「あそこは藪だ」と
言って行かないというし
救急車を呼ぼうかと思っても嫌だというし
どうしていいか判らないので

ネットで調べて

・流水で患部を冷やす。
・刺されたところを絞って針があれば取り除く。
 絞って汁を出したが針は見当たらなかった。
アンモニアを探し出して来たが果たして使っていいものやら
 やおら逡巡。ムヒをとりあえず塗る。

次はどうすればいいのか?

仕方ないから勇気を出してまだ仕事中の従兄、
山梨の医師で大学教授に対処法を聞く。

数日前にも熱中症のようになった母の対処法を相談したばかりだった。

私「母が蜂に刺された。どうしたらいいか教えて!」
従兄「それよりこの前の熱はどうなった?翌日病院に行った?」
私「良くなったから翌日は絶対病院には行かないと母が言うから
行かなかったから報告もできなかった(~_~;)」
従兄「そうか。それならいいけど。蜂で一番怖いのはショック・・」
私「それはもう通り過ぎたと言ってるよ。兎に角痛くて腫れてて
アンモニア塗っていいものやら・・冷やしてるんだけど」
従兄「あるなら塗ってもいいよ。冷やして・・病院にもいかなくていい。
血圧測ってみて」ここで母が電話に出ると言うので変わった。
それまで静かな声だった母。
従兄には大きな綺麗な声で話している。
その間に血圧計を取ってきた私は母と電話にかわる。
従兄「あれだけ元気そうな声だと大丈夫。血圧も測らなくていい。
今は湿布と安静だけで病院に行かなくてもいい」
ほっとした。
夜は足先のない靴下の新しいのがあったからそれを母の湿布した腕に履かせて寝た。

夜中に聞くとまだ痛いけど大丈夫とのこと・・・


今朝起きてみると すっかり腫れも赤味も痛さもひいていた。
嘘みたい・・・
感謝!

ホッとしたけれど今日雷雨・・・低気圧だから気分はすっきりしないみたい。